芸術の秋さ~第四段~
またかよっ!!てお思いでしょうが、またですよ。何か?
だって、読書が進む進む。仕事がないから暇で
哀しいなぁ・・・
さて、哀しんでたってしょうがない。今日は本の紹介。
『鴨川ホルモー』 万城目学
京都大学に入学した主人公が、葵祭のエキストラのバイトの帰りに「京都大学青龍会」というサークルに勧誘されます。始めはアウトドアサークルだと言われていたが、実はそのサークルは何と、”ホルモー”という競技を他大学と競い合うサークルだった・・・
って、本の背表紙に書いてありそうな説明なんですけど・・・。ファンタジーと、恋愛ものが絡んでいる作品です。
作品の中にも何度も書いてありますが、”ホルモン”ではないです。飽くまで”ホルモー”です。ホルモーってなに?って思うじゃないですか。私もそう思いながら読み進めましたよ。しかし、明確な説明は最後まで出てきません。なぜ作者はこの言葉を選んだのか?なぜこの言葉でないといけなかったのか?なぜ?なぜ?最終的に私の中でたどり着いた答えは、深く考えないほうがいい。その意味は作品の内容には全く関係ない。ということ。
主人公は鼻フェチという奇妙な性癖を持っていて、それゆえに追い込まれていくんです。設定といい、心理描写といい、言葉の使い方といい、かなり奇抜で面白かったです。ファンタジー何だけどやけに現実的。陰陽師みたいな力を使って競技するのに、この作品の中核は恋愛ですからね。そこがまた面白いんですよ。ホルモーを恋愛に交えることによって、化学反応を起こしてかなりおいしく仕上がりました。みたいな。
読んで思わずふふっと笑ってしまう作品ですね。京都の地名、神社仏閣の名称がかなり出てくるので、京都をよく知る人はより面白いかと思います。京都好きの人は必読ですよ。
余談ですが。。。言葉の使い方で印象的だったのが、主人公のナニのことをサムシングって言ったとこ。サムシングですよ!!サムシング!!某電機メーカーのCMソングで「素敵なサムシング」って言ってますけど、こうなると一気にいやらしい歌になっちゃいますよね。ふふ。
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